
松本隆 非常勤講師
彫刻家・研究者。
テラコッタやブロンズを用いた作品を制作するとともに、古代ギリシア彫刻をはじめとする古代彫刻技法を研究している。
経歴
1968年 | 東京都生まれ |
1992年 | 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 卒業 |
受賞歴
2014年 | アジア鑄造技術史学会研究奨励賞(実験・調査研究部門)受賞 |
主な論文
2021年 | 松本隆「古代ギリシアにおける大型ブロンズ彫刻の鋳造技法研究―レッジョ・カラーブリア国立考古博物館蔵「リアーチェのブロンズ(戦士像A・B)」の制作工程の再構成―」『多摩美術大学研究紀要』第35号(2020) |
松本隆/藤崎悠子(松本悠子)/飯塚義之「ロッビア工房による施釉テラコッタ彫刻の制作技法研究― オリジナル彫刻断片の総合的分析 ―」『武蔵野美術大学研究紀要』51(2020) | |
2019年 | 宮﨑甲、三枝一将、松本隆「平安時代後期・鎌倉時代の多臂金銅仏の構造と鋳造法」『千葉大学教育学部研究紀要』第68巻 |
松本隆「現代ネパールの金銅仏鋳造技法」『武蔵野美術大学研究紀要』50(2020) | |
2018年 | 松本隆、レッジョ・カラーブリア国立考古博物館蔵《リアーチェの戦士》の鑄型成形技法 ――再現実験を通じた検証と考察『アジア鋳造技術史学会研究発表概要集』12 |
松本隆、「リアーチェのブロンズ」における鋳掛け熔接技法の研究—再現実験とその検証—『FUSUS』 10号 | |
2017年 | 松本隆「古代ギリシアブロンズ像と現代ネパール金銅仏の鋳型の比較─成分分析と工程報告」『アジア鑄造技術史学会研究発表概要集』11 |
2016年 | 松本隆「リアーチェの戦士Aの右足における鋳掛け熔接の再現実験」『アジア鑄造技術史学会研究発表概要集』10 |
2012年 | 松本隆/松本悠子「ロッビア工房による施釉テラコッタ彫刻の制作技法研究――粘土の性質と焼成を中心に」『武蔵野美術大学研究紀要』43(2012) |
主な個展歴
2020年 | 奥多摩町立せせらぎの里美術館 |
2013年 | プラザ・ギャラリー(東京・調布) |
2011年 | ギャルリ・プス(東京・銀座) |
2005年 | メタルアートミュージアム(千葉・印旛) |
2002年 | ギャラリー・4GATS(東京・世田谷) |
1997年 | INAXガレリア・セラミカ(東京・銀座) |
1996年 | ギャラリー21+葉ANNEX(東京・銀座) |
1994年 | ギャラリーなつか(東京・銀座) ギャラリー21+葉ANNEX(東京・銀座) |
1993年 | ギャラリー21+葉ANNEX(東京・銀座) |
主な公募展/グループ展歴
2019年 | アートフォーラムin河鹿園(旅館建物室礼美術館河鹿園/東京・青梅) アートビューイング西多摩2019-アートの地産地消(青梅市美術館/青梅) |
2018年 | 「いもののかたち展’18 日韓交流展(駐日韓国文化院ギャラリーMI/東京) Art Viewing OME(青梅市美術館/青梅) 蝋型ブロンズ彫刻展 -現代日本蝋型ブロンズ彫刻の現況-(筑波大学総合交流会館/つくば) |
2015年 | N+N展2015 The彫刻―Nichigei彫刻の現在(練馬区立美術館/東京) 小さな星をさがして(星と森の詩美術館/新潟) 日本の鋳金 いもののかたち展’15(埼玉県立近代美術館/さいたま) 第13回アートプログラム青梅/感性を開くー1人ができること」(吉川英治記念館/東京) |
2014年 | 柳瀬荘アートプログラム2014「アウェーゲーム─茶碗に勝てるか─」(東京国立博物館 柳瀬荘/所沢) |
Public Collection
北見市(北見東部緑道) / 印西市(フローラルシティ西の原二丁目) / 小平市(原型制作・せきれい公園) / 西宮市(原形制作・阪神甲子園球場リニューアル記念レリーフ)